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「高配当利回り株」の選び方と注意点③


2020年12月18日

③バランスよく投資する

集中投資は避けましょう

高配当銘柄を選ぶ際に、ひとつの業種に集中投資される方をよく見かけます。

「商社株が今後は有望だ。配当利回りも高いし、今後も世界経済の回復の恩恵をとることができるから

値上がりも期待できるのではないか」

「電力株が有望だ。配当利回りも高いしさすがに株価も下がりすぎで割安だ。長期的には日本経済の回復とともに株価も上がっていくのではないか。」

などなど、買う理由は様々です。

集中投資はうまくいけば大きな利益が得られる一方、銘柄選びを失敗してしまうと大きな損失を抱えてしまい、「不安の配当生活」になってしまいます。

バランスを考える

「安心の配当生活」を送るためには銘柄・業種の分散、バランスを考えることが大事です。

食事に例えると、

・ごはん(炭水化物)

・肉(たんぱく質)

・野菜(食物繊維)

などをバランス良く食べるイメージです。

これを株式投資で考えます。

分散するにあたり、いろいろな考えがあるのですが、今回は、

・外需株(海外の売上比率が高い)

・内需株(国内の売上比率が高い)

・大型株(時価総額が大きい)

・中小型株(時価総額が小さい)

の4つに分けて考えます。

外需株は海外の売上比率が大きいので為替の影響を大きく受けます。円高局面だと業績が悪くなりやすいですが、為替の影響が小さい内需株も一緒に持っていればダメージを軽減することができます。

大型株と小型株はその時々の相場環境によって違った株価の動きをすることが多いので分散効果が期待できます。

 

参考までに具体的な銘柄で見てみると

・三菱商事、JT(外需株・大型株)

・KDDI、清水建設(内需株・大型株)

・ニホンフラッシュ、太陽日酸(外需株・中小型株)

・イエローハット、日本管理センター(内需株・中小型株)

 といった具合になります。

 今後投資をする際には是非「バランス良く」投資することをこころがけましょう。

 

執筆者  藤原 達彦

シグマ株式会社 執行役員
ファイナンシャルプランナー(CFP)
日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)

九州大学卒業後、日興コーディアル証券(現SMBC日興証券)に入社。個人富裕層、法人顧客への資産運用設計コンサルタントに従事し、営業表彰などを受賞。今まで以上にお客様視点で物事を考え、一人でも多くのお客様の役に立ちたいとの考えからシグマ株式会社に入社。丁寧なヒアリングとライフプランからお客様毎の課題を明確にし、最適な資産運用提案を心がける。

【趣味】自己啓発、四季報の読破、お酒、トレーニング・ジョギング

【座右の銘】継続は力なり

【講師実績】 名古屋証券取引所IRエキスポ2017、2018